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一目均衡表の雲だけのトレード手法は使えない? 【1分足スキャルピング】

一目均衡表の雲だけのトレード手法 スキャルピング手法
一目均衡表の雲だけのトレード手法
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一目均衡表の雲に抵抗力があることは良く知られたことです。
抵抗力があるなら、一目均衡表の雲だけのトレードも可能なのでは?

そう考えてしまうのが自然な流れですよね。ということで今回は
一目均衡表の雲だけでトレード手法が成立するのかということについて
お話をしていきます。

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一目均衡表の雲だけのトレード手法は使えないのか?

まずはこちらのチャート画像をご覧ください。

 

一目均衡表の雲だけのトレード手法

 

白丸が雲に止められてはね返されたポイントです。

3つめの白丸は、ヒゲが雲に突入する場面もありましたが、実体が雲に入ることが
ないままはね返されています。

このように雲で止められたところで逆張りすれば、一目均衡表の雲だけで
トレードすることができますね!

と言いたいところですが、これは雲がすごく機能したところのチャートの画像
なんです。

 

ということで2枚目の画像を見てみましょう。

一目均衡表の雲だけのトレード手法は使えない

 

ご覧のようにいとも簡単に実体が雲を出入りしています。

分厚い雲には抵抗力を期待したいところですが、残念ながら期待通りには
いきません。

こちらのチャートのような時は、とてもじゃないけど雲だけのトレードはで
きないですね。

それではどちらの方が多く出現するパターンなのか?

残念ながら、雲は出入り自由なときが多いです。

ですので、少なくとも1分足で雲だけのトレードは難しいです。

それでは、一目均衡表の設定を変えたら雲だけのトレードは
可能なのでしょうか?

 

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一目均衡表の設定を変えても雲だけのトレード手法は使えないのか?

 

一目均衡表の設定を変えても雲だけのトレード手法

 

このチャートは、一目均衡表の設定を5分足相当にした雲を1分足チャートに表示
させています。

このチャート画像ではきっちり抵抗力をはっきして、雲だけのトレードを可能に
しています。

しかし、多くのときは下の画像のように実体が雲の中を出入り自由になって
しまいます。

 

一目均衡表の設定を変えても雲だけのトレード手法は使えない

 

これでは1分足と同じですね。

 

さらに10分足相当の雲も試してみましたが結果は同じでした。

10分足相当の雲

 

10分足からさらに長い足の一目均衡表の雲を1分足に表示させても、そもそも
雲とローソク足が干渉する機会がどんどん減っていくので使えるとも思えません。

ということで一目均衡表のおススメの設定は見つかりませんでした。

以上をふまえまして一目均衡表の雲だけのトレード手法は使えないというのが
私の結論です。

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一目均衡表の雲の使い方

一目均衡表の雲だけのトレード手法は使えないという結論を
出しましたが、雲に使いみちがないということではありません。

 

●雲の上に価格があるときは強い状況と判断してエントリーは買いだけにする。
●雲の下に価格があるときは弱い状況と判断してエントリーは売りだけにする。
●一目均衡表の基準線、転換線と雲との位置関係を見て売り買いの判断材料に使う。
●一目均衡表の基準線、転換線と雲との位置関係により雲が抵抗体として使える
ところを見極めて、雲をエントリーや損切り判断に使う。
●一目均衡表以外のテクニカル指標と組わせて売り買いの判断材料に使う

という使い方ができます。

 

一目均衡表だけで売買判断するなら次のようなことに注目して
そのときどういう動きをするのかを検証していくと
売買ルールを構築することができます。

●基準線が雲の上にあるとき
●基準線が雲の中にあるとき
●基準線が雲の下にあるとき
●転換線が雲の上にあるとき
●転換線が雲の中にあるとき
●転換線が雲の下にあるとき
●雲は厚いとき
●雲は薄いとき
●基準線の上に転換線があるとき
●基準線の下に転換線があるとき
●基準線が上向きのとき
●基準線が下向きのとき
●基準線が横ばいのとき
●転換線が上向きのとき
●転換線が下向きのとき
●転換線が横ばいのとき

このページは、一目均衡表の雲だけのトレード手法は使えない?ということが
テーマです。

 

ですので、詳しいトレード方法の解説はしませんが、一目均衡表でトレード
するなら上記に注目してみるとトレード手法が構築できると思いますので挑戦
してみてください。

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一目均衡表の雲だけのトレード手法に関するまとめ

一目均衡表の雲は、何となく見ているかぎりでは逆張りポイントに使えそうな
イメージがあります。

でも、まざまざと観察してみると雲だけをたよりにして逆張りトレード
するのは難しいことがわかります。

ですので、一目均衡表の雲は、転換線や基準線、他のテクニカル指標と
組み合わせて使うのがお勧めです。

 

 

コメント

  1. みや より:

    初めまして。いつもメール配信ありがとうございます。
    今まで相場に溶かしたお金は・・・と考えただけでゾっとしますが。
    それでも辞められないのは病気でしょうか・・・
    一日たった20円だけいただくことも私には難しいです。
    きちんとしたルール作りに取り組んではいますが、
    欲に絡んでこれまた難しいですね。
    過去のチャートなら出来ても今動いているチャートに迷えば
    あーあの時とかなぜ指したのかとかで
    今は恐怖で行動に移せません。
    それでも、今日もあーでもないこーでもないと
    チャートを追いかけている自分が悲しいです。
    勇気をもって20円!たった20円されど20円・・・

    いろいろ書きこんですみません。

    • 管理人 より:

      みやさん
      ご訪問ありがとうございます。

      >それでも辞められないのは病気でしょうか・・・
      これが病気なら投資の世界は病人だらけかも
      しれないですね^^;

      とはいえ、無尽蔵にお金を使うのはよくない
      ですよね。

      この資金がなくなったら投資の世界から身を引くとか
      毎月一定の資金で投資をするなどして挑まれてみても
      良いかなと思います。

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