長い時間足でも移動平均線は使えないと言われることが
多いのに1分足で使えるのか?
答えは手法しだい。
移動平均線をどういう設定値でどんなルールで
運用するのか?
これは移動平均線だけじゃなくて他のインジゲーターでも
言えることです。
それでは移動平均線の最強設定値はいくつのなのかというと
ズバリ10です。
なぜ10が最強なのか?
その理由と移動平均線の使い方をお伝え
していきますね。
手法と最強設定値
移動平均線の最強の設定値は10。
こんなことを言うと10なんて日足でもダマシが多くて使えない。
そんな反論の声が聴こえてきそうですね。
確かに使い方によってはダマシのオンパレード。
とてもトータル損益をプラスにするなんてできないですね。
〇ゴールデンクロスしたら買う
〇デッドクロスしたら売る
〇移動平均線をローソク足が上抜いたら買う
〇移動平均線をローソク足が下抜いたら売る
通算損益で移動平均線が勝てない使い方は
こういったルールでトレードした時です。
設定値10が最強の理由
設定値10の移動平均線は他の指標と組み合わせて
使うことで最強になります。
具体的には他のインジゲーターと移動平均線の位置関係や
移動平均線に対するローソク足の動きなどから売買を
判断するという使い方です。
なぜ設定値10が最強なのかというとトレンドが発生したときに
大きな利益がとりやすく損失を小さく抑えることが
できるからです。
手法の考え方
手法の考え方はいたってシンプルです。
・トレンドが発生しているところでトレンド方向に向けてエントリーする
・波乗りのごとく10本線に乗せて利益を伸ばす
・10本線が反対に抜けたことが確定したら決済
この手法においてトレンド発生の見極めが大事なポイントです。
トレンドの見極めに関しては自分で試行錯誤して見つけるのが良いです。
トレンドが発生しているか自信が持てないとこの手法の
運用はうまくいきません。
トレンドの状況判断に自信を持つためには自分の経験値が
支えになるので経験を重ねて自分でトレンド判定のルールを作ることで
トレンドの判定に自信をもつことができ手法の運用で良い
結果が残せるようになります。
1分足スキャルピングの5分足活用法
このページでご紹介している手法はトレンドフォローです。
トレンドフォローにおいては直接的にエントリーを判断する
時間軸と上位足が一致しているときが利益が伸びやすく
勝率も高くなります。
ですから、まずは上位足のトレンド方向に合わせてトレード
するのがおすすめです。
私の場合1分足でスキャルピングするときは5分足を上位足としています。
トレンドの判断に関しては先ほど説明したとおり自分で
検証を重ねて見つけるのがおすすです。
とはいえ初心者の方は何をどうしてよいかわからないですね。
ということで一つの簡単なトレンドの判断方法を
お伝えしますね。
その判断方法は2本の移動平均線を使います。
設定値は5と10。
上位足のこの2本の移動平均線がゴールデンクロス中で
ローソク足が10本線の上にあるなら上昇トレンド。
デットクロス中でローソク足が10本線の下にあるなら
下降トレンドとします。
とても単純な判定ルールですが、これに逆らってエントリー
するとすぐにエントリー方向と逆行したり、利益を伸ばせないまま
粘っていると反転sていしまう。
そんなことが発生する確率が高くなるので、このルールで
デモトレードをしてみていただければと思います。
さらに25本、50本、60本など長期の移動平均線を加えるたり
他のインジゲーターをフィルターに使うなどいろいろ試して
みてください。
他のインジゲーターと組み合わせ
設定値の違う移動平均線を組み合わせて使う以外にも
他のインジゲーターと移動平均線を組み合わせて使う方法も
あります。
MACD、ボリンジャーバンド、RSI、パラボリックなどなど。
こういった指標と組み合わせてトレンド方向が合致したときや
トレンドの勢いを判断するなどいろいろと試してみてください。
移動平均線の種類
ひと口に移動平均線と言ってもいくつか思い浮かぶことと
思います。
よく目にするもので言えば単純移動平均線(SMA)と
指数平滑移動平均線(EMA)ですね。
そして今さらですが、このページでお伝えしている
移動平均線の種類はEMA(指数平滑移動平均線)です。
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