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ボリンジャーバンド順張り逆張りのエントリーポイント【スキャルピング手法】

順張りエントリーポイントは-2σ 有効なテクニカル
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ボリンジャーバンドは、多くのトレーダーに利用されている
人気のテクニカル指標です。

 

今回はそんな人気のボリンジャーバンドの逆張りエントリーポイント、
順張りエントリーポイントから利確や決済方法、その他の活用方法に
ついてお伝えしていきます。

 

【ボリンジャバンドの設定について】
スキャルピングで活用している使い方なので使っているチャートは1分足の
チャートです。ここで使っているチャート画像もすべて1分足のものになります。

ボリンジャーバンドの期間設定は20(25を使うこともあります)
表示させているバンドはセンターライン(20MA)、±1σ、±2σです。

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ボリンジャーバンド順張りエントリーポイント

ボリンジャーバンドの順張りエントリーポイントは2σと
センターラインを抜けたところです。

 

まずはこちらのチャート画像をご覧ください。

順張りエントリーポイントは-2σ

 

順張りエントリーポイントは+2σ

 

順張りエントリーポイントセンターライン

 

ボリンジャーバンドの順張りエントリーポイントを
上の画像の順にまとめるとこちらです。

◆-2σを下抜けところ
◆+2σを上抜けところ
◆センターラインを抜けたところ

になります。

 

2σを抜けたエントリーは、レンジ相場が続いた後に2σを抜けた
ところが最適です。

 

レンジでの膠着期間が長いほど、トレンドが発生したときの
トレンド方向への伸びは大きくなる傾向があります。

ただ、この狙いには注意点があってレンジを抜けた(レンジブレイク)
と思ったらすぐに戻されるダマシがあることです。

 

上位足で強いレンジ相場を形成しているときに
1分足あたりでレンジを抜けたとしてもすぐに
戻されてしまうことはよくあることです。

 

そんな時にどうすればよいかというと
2σを抜けた次の足で反転の足が出たら
ロスカットしてしまうという損切りルールです。

 

例えば+2σを抜けた次の足で陰線が出たら
決済するということになります。

本当にブレイクしたなら次の足で反転足が出る確率は
低いです。

 

ですから、次の足で反転足がでたらダマシにあったと
判断して撤退するのがトータル的にみると有効です。

 

何せ2σを抜けたところは、ハマルと上のチャート図のように
一気に利幅を伸ばしてくれるので、損切りは小さくして利益は大きく
狙いたいものです。

 

 

センターライン抜けの方は、単純移動平均の20本線を
抜けてエントリーするということになるのですが、
基本的には、小さな利幅をパパッと抜くのが安全かと
思います。

 

ただ、場合によってはセンター抜けから一気に2σ抜けへと
続いて大きな利益を獲れることもあります。

これはどういうときにそうなるのか見極められるように
なることを意識して相場の動きを日頃から観察してみてください。

 

 

順張りエントリーポイントは、本当はもう一つ

「バンド幅を拡げたところ」

というのがあるのですが、判定が他のものよりも難しい
ことやスキャルピングで使うには、それほどメリットが
ないと判断して、ここでは除外しました。

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ボリンジャーバンド逆張りエントリーポイント

ボリンジャーバンドの逆張りポイントは2σ(シグマ)に
止められたところを採用しています。

 

まずはこちらの画像をご覧ください。

◆基本は1から3のようにヒゲは2σを抜けたけど
ローソク足の実体は抜けないことを確認した
ところがエントリーポイントになります。

 

ここで実体が2σを抜ければトレンド継続の
可能性を見ますが、ヒゲのみ抜けた場合は
トレンドを止められたとみて逆張りをします。

ただし、この形になったら何でもかんでも
逆張りでトレードするわけではありません。

 

少なくとも、そのときの相場の全体的な状況は加味してエントリーしの判断を
おこないます。

 

また、ボリンジャーバンドと相性の良いテクニカル指標と組み合わせて
エントリーの判断を行うというトレード手法もあります。

エントリーに適したところをわかりやすくざっくりまとめると

◆レンジ相場で尚且つ利確できるだけの動き(バンド幅)がある状況
◆トレンド発生で拡がったバンド幅が収束されてフラットになった状況
ボリンジャーバンド風に言うとエクスパンションからスクイーズになって
いる状況です。

◆下落トレンドから+2σまで戻ったところ
◆上昇トレンドから-2σまで押したところ

 

下落トレンドから+2σまで戻ったところというのは
こんな感じです。

 

 

ローソク足が確定するまえにバンド上でエントリーするという
方法もあります。

 

でも、この方法の場合、ローソク足の実体が2σを抜けて
確定してトレンドが発生してしまうリスクがあることを
理解しておかなければいけません。

まあ、この画像くらい強い下落があったあとなら、その可能性は
高くないですが。

 

4に関しては、止められたと判断することもできますが
経験からは、4よりも1から3が確度の高いエントリー
ポイントになります。

 

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●順張り・逆張りエントリーポイントを使ったトレードの逃げ方

順張り・逆張りエントリーポイントとして紹介した
画像を見ると「これはいけるね!」と感じたことと
思います。

でも、きれいにはまったところの画像を使ったので
あって、いつでもどこでもエントリーすれば同じように
なるわけではありません。

どんな戦略でも同じですが、

◆勝ちやすいところを見極めてトレードすること
◆損失を抑える逃げ方を考えておくこと

これが必要であり重要です。

勝ちやすいところについてはエントリーポイントを説明するとき
にふれましたので、ここでは逃げ方の例を紹介しておきます。

エントリーポイント別に分けて解説します。

 

順張りエントリーポイントの逃げ方の例

【-2σを下抜けたところ】

1 -2σを下抜けた陰線の次の足が陽線なら撤退。

このエントリーはブレイク狙いですが、狙いどおりブレイクしたなら
次の足が陽線にはならないという考えにもとづいて、次の足で陽線が
出たらだましにあった可能性が高いと判断して撤退するのが安全策です。

2 利幅を決めて、狙った利幅に到達するか陽線が出たら決済。

3 大きな利益を狙う場合は、-1σを実体で抜けるまで保有。
但し、1に該当したらそこで終了。

 

【+2σを上抜けたところ】

-2σの逆になるだけですが、説明します。

1 +2σを上抜けた陽線の次の足が陰線なら撤退。

このエントリーはブレイク狙いですが、狙いどおりブレイクしたなら
次の足が陰線にはならないという考えにもとづいて、次の足で陰線が
出たらだましにあった可能性が高いと判断して撤退するのが安全策です。

2 利幅を決めて、狙った利幅に到達するか陰線が出たら決済。

3 大きな利益を狙う場合は、+1σを実体で抜けるまで保有。
但し、1に該当したらそこで終了。

 

【センターラインを抜けたところ】

1上抜けの場合は、+2σに到達するかセンターラインを下抜けたら決済
2下抜けの場合は、-2σに到達するかセンターラインを上下抜けたら決済

 

逆張りエントリーポイントの逃げ方の例

【+2σで止められたところ】

1 +2σを実体でぬけるかセンターラインに到達したら決済
2 +2σを実体でぬけるか-1σに到達したら決済
3 +2σを実体でぬけるか-2σに到達したら決済

 

【-2σで止められたところ】
1 -2σを実体でぬけるかセンターラインに到達したら決済
2 -2σを実体でぬけるか+1σに到達したら決済
3 -2σを実体でぬけるか+2σに到達したら決済

 

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【ボリンジャーバンド活用法】 その他の使い方

このページのメインテーマは、ボリンジャーバンドの逆張りと
順張りのエントリーポイントです。

ですので、ここまではボリンジャーバンド単体でトレードする使い方を
お伝えしてきました。

 

続いては単体でトレードする以外のボリンジャーバンド活用法について
ふれていきます。

相場状況の判断

ボリンジャーバンドは、バンドの状態を見ることで相場状況の分析に活用できます。

私がボリンジャーバンドを活用している一例はこちらです。

 

◆バンドが収束している状態が続いていたら、むやみにトレンド追随手法でエントリーしない(ブレイクは狙います)

◆+2σの上の実体があるときはむやみに売りエントリーしない

◆-2σの下に実体があるときはむやみに買いエントリーしない

◆大きく右肩下がりになっているときはむやみに買いエントリーしない

◆大きく右肩下がりになっているときの買いエントリーは小さな利幅狙いにする

◆大きく右肩上がりになっているときはむやみに売りエントリーしない

◆大きく右肩上がりになっているときの売りエントリーは小さな利幅狙いにする

◆右肩下がりになっているときは逆張り買い手法はなるべく見送る

◆右肩上がりになっているときは逆張り売り手法はなるべく見送る

◆ある手法で買いエントリーの決済条件を満たしたときに+2σの上に実体があったらさらに利益を伸ばすことにチャレンジする

◆ある手法で売りエントリーの決済条件を満たしたときに-2σの下に実体があったらさらに利益を伸ばすことにチャレンジする

◆他の手法でエントリーしているときにエントリー方向にバンドウォークの兆候が見えたら利益を伸ばすことにチャレンジする(使う頻度は低いです)

 

このように他の手法でエントリーする時に適した状況なのかの判断や手仕舞いの条件を満たしている手法でさらに利益を伸ばすことにボリンジャーバンドを活用することがあります。

 

これ以外にもボリンジャーバンドと相性の良いテクニカルとボリンジャーバンドを組み合わせた手法も使いますが、ボリンジャーバンドを組み合わせて使う手法については、また機会があればお話することにします。

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ボリンジャーバンドの正しい使い方とは?

ときにボリンジャーバンドの正しい使い方は?ということを聞かれることが
あります。

 

しかし、正しい使い方ってなんでしょうか?

投資はお金を増やすことが目的なのでボリンジャーバンドで利益を残す使い方という事で聞いているのだと思います。

となると確実に勝てる使い方はないので、ボリンジャーバンドの正しい使い方は、
ないといのが答えになります。

 

なんでこんな話をしたかというとありもしない正しい使い方を探すのではなくて
投資で勝ちたいなら常に勝つための研究を続けましょうということをお伝えしたかったからです。

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まとめ

ボリンジャーバンドについていろいろ書いてきました。

最後にこのページの本題であるボリンジャーバンドの
逆張りのエントリーポイントと順張りのエントリーポイント
をまとめておきます。

私が実際に使い、有効なことを確認したエントリーポイントは
こちらです。

【ボリンジャーバンド順張りエントリーポイント】
◆-2σを下抜けところ
◆+2σを上抜けところ
◆センターラインを抜けたところ

 

【ボリンジャーバンド逆張りエントリーポイント】

◆ヒゲは2σを抜けたけどローソク足の実体は
抜けないことを確認したところ

 

このページではエントリーに最適なところや逃げ方も紹介して
いますのでそれを活用して、上記のエントリーで勝てるのか?

まずはデモトレードから試していただければと思います。

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