移動平均線やMACDほどメジャーでないもののエントリーポイントとして
使いやすいCCI(Commodity Channel Index:商品チャンネル指数)。
今回はそんなCCIの実戦的な使い方をお伝えしていきます。
■CCIとは
CCIは、売られすぎ・買われすぎをみる指標として反転を狙うという使い方で広く認知識されています。
しかし、反転だけでなく順張りでも有効な使い方があるので、このあと紹介してまいります。
■CCIの使い方
1CCIの売買ポイント
100ラインを下抜けたとき
-100ラインを上抜けたとき
一般的には、この100ラインを下抜けたタイミングと-100ラインを上抜けたタイミングが
売買ポイントとして認識されていますが、100ラインを上抜けたタイミングと
-100ラインを下抜けたタイミングも売買ポイントして有効です。
100ラインを上抜けたとき
-100ラインを下抜けたとき
また0ライン抜けも有効に機能することもあります。
0ラインを上抜けたとき
0ラインを下抜けたとき

cci0ラインを下抜け
CCIで売買するときの注意点
一度は利益を出す状態になりやすいものの、CCIだけで大きなトレンドを見極めるのは
難しいです。
ですので、エントリー後1~3本くらいのローソク足で利益確定しておくのが無難です。
■CCIで売買するときにフィルターとして使えるテクニカル指標
CCIで売買するときにフィルターとして使えるテクニカル指標の一例を紹介
します。
そのテクニカル指標というのはMACDです。
使い方はいたって簡単で、MACDとシグナルがゴールデンクロス中は売りサイン見送り。
MACDとシグナルがデットクロス中なら買いサインは見送りというものです。
1つ目と2つ目の白丸のところは、CCIの100ラインを下抜けましたがMACDと
シグナルはゴールデンクロス状態のため、下げ渋っています。
3つ目の白丸のところは、CCIの100ラインを上抜けましたがMACDと
シグナルはデットクロス状態のため、上げ渋ってっています。
とてもシンプルなルールですが、MACDとシグナルのクロスは、有効に機能することが
多いのでCCIを使ったトレードのダマシ回避に良い働きをしてくれます。
■CCIの実践的な使い方のまとめ
CCIの実践的な使い方をいろいろとお伝えしてきましたが
まずは、CCIは単独で大きなトレンドを見極めるのは難しいことを念頭において
早めに利益を確保する。
MACDとシグナルのクロスの方向性に逆らわず、勝率を上げるという感じで使って
みてください。
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